車検・整備の考え方
「車検・整備は効率的にお金をかけましょう」
何を言ってるのかと思われるでしょうが、自動車は消耗品の固まりで、車検はどうせ受けなければならないものです。いくら知恵を絞って節約しても使用している限り、いつかは交換が必要になったり、故障をするものです。早いか遅いかの差ですね。
壊れてから修理をするとダメージが大きく、余計に費用がかかることがありますので、車検の際にひととおり整備しておくと安心です。
よく、タイヤやブレーキパッドがギリギリでも車検に通ればいいという方がいらっしゃいますが、高速に乗るなら危険です。高速でタイヤがパンクした場合には制御不能になるので、壁に突っ込んだり、追突されたりと死亡率は高いですし、そもそもヒビが入ったタイヤはパンクする確立も高いですね。1000回当たり乗車で死亡する確率論で言うと、整備不良車で高速に乗るのは、スペースシャトルで宇宙に行くより危険な感じだと思います。
少なくとも整備士に自分の乗る車のタイヤとブレーキの整備・交換を惜しむ人はいませんよ。
「整備料金について」
状態を見ないと、いくらかとはっきりは言えないのですが、概ね普通車で距離を走っている車で税金などを含めて10万円~12万円前後でしょうか。
ブレーキを分解点検、オイルなどの油脂類交換、ファンベルト交換位です。
タイヤやバッテリーなどの高額品が出ると15万円くらいになることもあります。
車検は費用の半分以上が国が決めた税金や強制保険です。
車検は費用の半分以上が国が決めた税金や強制保険です。
じゃあ整備部分で考えると、車検時にかっちりメンテをして6万円くらいかかったとしても次の車検まで年間3万円、月に直せば3千円以内ですよね、
整備代を惜しんで大きく壊れて大金がかかったり、旅行先で動けなくなることを考えたら、それほど高額ではありません。スマホ代とかゲーム代の方が案外かかってるものです。